大沢啓二と長嶋茂雄 45年越しの和解

2002年、大沢啓二こと大沢親分は古希を迎え、
都内ホテルで、盛大な祝賀パーティーを催した際のエピソードです。

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昭和31年、南海ホークスは日本一を目指しチーム強化を計っていた。
そのためには、当時立教大学のスター選手だった、長嶋茂雄と杉浦忠の獲得が、至上命題となっており、立教大学出身で南海に入団していた大沢に、パイプ役として白羽の矢が立った。
役目の一つとしては、球団からの数万円の栄養費を定期的に渡す事だった。

結果は、南海に入団したのは杉浦だけで、長嶋は読売ジャイアンツに入団。

これにより、義理を通さなかった長嶋氏に対して「裏切者」と、不満と疑念を抱き続ける事となった訳です。
その後、プロ野球界での交流は何度となくありましたが、親分は通り一片の大人の対応をしていたとの事。

そんな関係が45年続き、迎えた親分の古希パーティー。
来賓として招かれていた長嶋氏は、祝賀スピーチの際に冒頭からこの一件に触れ、
長きに渡りモヤモヤしていた気持ちを訴え、親分に迷惑をかけた事への謝罪の言葉を述べ、そして古希の祝辞で締めたのでした。

パーティ終了後の別室で、親分の晴れ晴れとした顔と
「あいつ大したやつだなー」と呟いた言葉が、忘れられません。


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