西鉄の伝説 45年ぶりの相部屋!

2004年11月、長崎県五島市福江で開催された、マスターズリーグ・福岡-札幌戦でのエピソードです。

五島市初のマスターズリーグの開催は、市をあげての一大イベントで、前夜祭から大盛り上がりでした。
試合も福岡は元西鉄OBを多数揃え、札幌は元巨人OBで布陣を固めていたため、
昭和30年代の日本シリーズを回顧するような一戦で、盛り上がりを見せました。

主催者であるマスターズリーグ事務局は、移動の補助、関係各位の情報伝達等、雑務がほとんどなのですが、ホテルの手配・部屋分けも業務の1つでした。

基本的にチームのホテルは分けることはせず、1つのホテルにまとめるのが通例で、五島市には大規模なホテルがなかったため、ほとんどの選手が相部屋でした。
現役の若い選手時代ではよくある事なのですが、40~70歳が中心のマスターズリーグは、個性豊かなプロ野球OBばかりで、しかも12球団の監督・コーチが経験者が何十人もいるだけに、主催する側はクレームが出ないかと、いつも心穏やかではなかったのです。

そんな状況下でスタッフからとんでもない知らせ入ったのです!
西鉄の伝説、稲尾氏・中西氏・仰木氏の3名が同部屋になってしまったとの知らせでした。
私は天を仰ぐ気持ちで、その日の晩は中々寝付けなかったです。

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翌朝、食堂に恐る恐る出向き、様子を伺ってみると…
テーブルの隅を囲み、談笑されている3名の方々がいらしたのです。
足早にお詫びの挨拶に申し上げに行くと、
「いやぁ、昨晩は楽しかったよー。こんな機会を作ってくれてありがとう」と
若いころの思い出話に花が咲いたようで、大感謝されたのです。

3人の懐の深さと、人間味の素晴らしさを感じたエピソードでした。

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